秋空・秋雲の五島海岸③―セイタカアワダチソウ
やはり、今の季節、どこに行っても目立っている植物はセイタカアワダチソウ。元々は北米原産だったセイタカアワダチソウが日本に入って来たのは明治時代末。公園や花壇などに植えられる園芸品種として入って来たのですが、その生命力、環境適応力の強さ、アレロパシー効果でススキなどの植物を駆逐し、現在のセイタカアワダチソウ帝国を築くようになったのです。
ところが、近頃のセイタカアワダチソウは草丈が少し低くなり、数も減少傾向に転じているとの説も。自らが発した毒素により成長が抑制されているのではないかとのこと。
青空に向かい、黄色い花穂を伸ばすセイタカアワダチソウ。やがては、懐かしい風景となってしまうのかも知れません。
関連記事