雨上がりの富幕山歩き⑤―シュウブンソウとフクロツチガキ
雨上がりの富幕山(とんまくやま)を歩いたのは9月15日。もうすぐ、9月22日は「秋分の日」です。そんな時季に咲く花として「秋分草(シュウブンソウ)」の名を付けられているのは、キク科の小さな花。圧倒的にヒガンバナ(悲願花)の方が目立ってはいるのですが、どうして、この花が「秋分草(シュウブンソウ)」と名付けられたのでしょうか?
秋と言えば柿の実の季節。しかし、この日に見つけたフクロツチガキ(袋土柿)はキノコの仲間。「柿」と言うよりも、弾けた毬から顔を出した「栗」の実に似ています。もちろん、同じ仲間には「土栗(ツチグリ)」もありますが、これは「柿」。
でも、まあまあ、秋の訪れを感じさせてくれた植物として紹介させていただきます。
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