富幕山に「春」が来た!⑨―ニオイタチツボスミレとアカフタチツボスミレ
「春」になると、野山だけでなく家の周りでも咲き始めるスミレは、季節が一歩先へと進んだことを教えてくれる花。野に咲くスミレは、園芸品種のパンジーなどと違い決して大きな花ではありませんが、足元で咲く濃い紫色の花は、私の足を止めます。
枯山で出会ったスミレはタチツボスミレの仲間、ニオイタチツボスミレ(右上の写真)とアカフタチツボスミレ(左の写真)です。ニオイタチツボスミレは花弁が丸く重なり合い、葉の先端も尖ってはいません。そして、アカフタチツボスミレは葉脈が赤。
よく似たスミレでもちょっと違うだけで別の種類に分類。植物学者でなければ、そこまで分けて考えなくてもいいのかも知れません。
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