三河の小京都、西尾城下町を歩く⑩―「京町家」
「三河の小京都」を名乗る西尾市ですから、レトロな商店街との出会いに期待してのまち歩き。実際には商店街と言うほどではありませんでしたが、写真のような家が並ぶ風景が何ヶ所かで見られました。
商店であったり、住宅であったり。ひと昔前の雰囲気の家々は昭和よりも少し前の建築だったのかも知れません。特に2階が低い家は厨子(つし)二階と呼ばれ、武士を見下ろさないように2階を低く建てられた家。厨子二階の家は「京町家」とも呼ばれましたので、これが「三河の小京都」の雰囲気なのかも知れません。
2階に雨戸がなく、欄干が設けられているのも「京町家」風。明治時代の終わり頃の建築の雰囲気です。
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