三河の小京都、西尾城下町を歩く②―幡豆石(はずいし)
帰宅後に調べて知ったこと。西尾城二之丸丑寅櫓や天守台を支える石垣はの石は、三河湾で採石された幡豆石(はずいし)。幡豆石は花崗岩の一種のようです。
さっそく地質図で確認してみると、三河湾の沿岸付近は中央構造線の内帯にあたり、「G2 片麻状班状、角閃石黒雲母花崗閃緑岩、黒雲母花崗岩及びざくろ石黒雲母花崗岩」が図示されています。つまり、これが幡豆石と名づけられた石。
しかも、幡豆石は岡崎城はもちろん、掛川城の天守台の石垣の一部にも使われているのだそうです。気づきませんでした。
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