深まる秋の青谷の自然⑪―ジュズダマとカラスウリ
田んぼ脇で白や黒の実を着けているのはジュズダマ。ジュズダマはイネ科ですから、耕作されなくなった水田跡は願ってもない生育環境です。
ジュズダマは東南アジアやインドなどの熱帯アジア原産とされていますが、農家で育った私にしてみれば、里山風景にしっくりと馴染んだ植物です。
カラスウリの原産地は、日本を含む東アジア。名前の由来は、カラスが好きなウリではなく、秋になっても真っ赤な実が残っているので、カラスの食べ残したウリと考えられたからとのこと。毒ではないのですが、やたらと苦いのだそうです。
関連記事