深まる秋の青谷の自然⑪―ジュズダマとカラスウリ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2022年11月28日 05:11

 田んぼ脇で白や黒の実を着けているのはジュズダマ。ジュズダマはイネ科ですから、耕作されなくなった水田跡は願ってもない生育環境です。

 ジュズダマは東南アジアやインドなどの熱帯アジア原産とされていますが、農家で育った私にしてみれば、里山風景にしっくりと馴染んだ植物です。

 カラスウリの原産地は、日本を含む東アジア。名前の由来は、カラスが好きなウリではなく、秋になっても真っ赤な実が残っているので、カラスの食べ残したウリと考えられたからとのこと。毒ではないのですが、やたらと苦いのだそうです。

 【関連記事】深まる秋の青谷の自然①―ハゼノキの紅葉
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然②―フユイチゴの実
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然③―カナムグラの実
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然④―リュウノウギクとヨメナ
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑤―センナリホオズキ
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑥―柿の実とビワの蕾
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑦―タデ科の花
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑧―ヤマハッカとキツネノマゴ
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑨―クルマアザミとリンドウ
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑩―ツリガネニンジンとウシハコベ
 【関連記事】深まる秋の青谷の自然⑫―アズマヤマアザミとカッコウアザミ

 【関連記事】刈入れ間近の田んぼ雑草④―イガオナモミとジュズダマ
 【関連記事】雨のち晴れのご近所散歩⑤―オモダカとジュズダマ
 【関連記事】台風被災の大楽地を歩く⑦―スイフヨウとジュズダマ

 【関連記事】秋空の青谷を歩く②―カラスウリとスズメウリ
 【関連記事】梅雨明け!夏!の天竜川河川敷⑤―カラスウリとセンニンソウ
 【関連記事】秋が近づいた敷地里山公園⑩―縞模様のカラスウリ
 【関連記事】敷地里山公園の秋③―カラスウリの虫こぶ
 【関連記事】枯れ葉色の青谷の自然⑧―カラスウリとフユイチゴ

関連記事