そして、再び北遠をグルリ⑦―ショウリョウバッタの褐色型とアサマイチモンジ
虫嫌いの人には申し訳ありません。ちょっと見た目、カマキリに見えちゃうかも知れませんが、ショウリョウバッタの♀です。ショウリョウバッタには緑型と褐色型とがあり、これはもちろん褐色型。ショウリョウバッタの「ショウリョウ(精霊)」とは、8月の旧盆の時季に姿を見せることが多く、その姿を精霊流しの精霊船に見立てて付けられた名前だそうです。
黒地に白の一文字模様の蝶はアサマイチモンジ。よく似たイチモンジチョウとは、前翅の白紋のほんの少しの違いで別種とされていますが、山地にはアサマイチモンジが多く生息するとされ、水窪ではアサマイチモンジを見かける機会が多いのは確かです。
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