阿蔵から大渓をグルリと歩く⑮―光明電鉄「二俣町」駅跡
二俣川左岸の道を歩くと、そこはかつて光明電気鉄道が走っていた線路跡。光明電鉄の開業は昭和3年(1928)11月。現在のJR「磐田」駅から線路を延ばし、かつての磐田郡光明村を目指していたのが名前の由来。昭和5年(1930)12月には「二俣町」駅までの開業に至りました。
ところが、光明電鉄の営業はわずか6年間だけ。昭和11年(1936)に廃線。「二俣町」駅があった秋野不矩美術館への登り口には、駅名板「ちまたまたふ」が復元され、解説看板でその短かい歴史が紹介されています。
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