「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る②―ネコハギと彼岸花

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年09月25日 04:36

 深川寺(しんせんじ)で咲いていたマメ科の花はメドハギに似ていますが、在来種のネコハギ。葉にも茎にも柔らかな毛が生えているのが特徴です。

 そして、墓地の脇で咲いていたのは彼岸花。墓地に彼岸花が植えられていることが多いのは、土葬だった時代の墓に、モグラやネズミ、野良犬などが近寄らないようにするため。彼岸花には約20種類以上の有毒アルカイドを含まれているのです。

 彼岸花を田んぼの畦道で見かけることが多いのも同じ理由。もしも、山間で中国原産の彼岸花を見かける機会があったなら、そこには人々の暮らしがあったという証拠と考えることもできます。

 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る①―深川寺
 
【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る③―お茶の花
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る④―ゲンノショウコ
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑤―明治期の疫病コレラ流行
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑥―白花のツユクサ
 
【関連記事「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑦―茶畑の道
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑧―富士山が見えた!
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑨―ヒヨドリバナとアキノノゲシ
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑩―タケニグサとツリフネソウ
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑪―山道を歩き山頂へ
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑫―かっぽしテラス
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑬―そして、ここでも富士山!
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑭―オトコエシとオミナエシ
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑮―「茶」の字
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑯―かっぽし
 【関連記事「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑰―「阿波々の麗水」
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑱―赤と白のクズの花
 【関連記事】「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑲―ビューポイントから見た「茶」の字

 【関連記事】「青谷不動の滝」から小堀谷鍾乳洞へ㉑―ノアズキとネコハギ
 【関連記事】2019年、富幕山からの秋の便り⑬―ネコハギとヌスビトハギ
 【関連記事】中秋の天竜スーパー林道ドライブ⑰―ネコハギ、メドハギとキハギ

 【関連記事】小國神社境内地、9月の自然⑥―イヌコウジュ、イヌトウバナとシロネ
 【関連記事】2017年9月23日、彼岸花と秋分草
 【関連記事】秋の気配の大渓(おおたに)林道を歩く⑩―秋分草
 【関連記事】130回目は残暑の秋葉山⑦―秋海棠と秋分草
 【関連記事】中秋の富幕山を歩く④―秋分草とヒロハミズタマソウ
 【関連記事】ヒグラシ鳴く阿蔵の自然⑧―秋分草とゲンノショウコ
 【関連記事】久しぶりのソロ秋葉⑤―彼岸花と秋分草
 【関連記事】小國神社境内地、9月の自然②―彼岸花
 【関連記事】「秋の彼岸」の天竜川左岸の自然①―彼岸花にカラスアゲハ

関連記事