年の瀬の粟ヶ岳に登る②―「茶」の字
ブログの記事で振り返ってみると、前回、粟ヶ岳に出掛けたのは平成29年(2017)の10月。何と3年も前だったんです。
ところが、今年(2020)になってからも、国道1号、小夜の中山や諏訪原城跡、牧之原の「石雲院展望デッキ」などから粟ヶ岳の「茶」の字を見ていましたので、久しぶりとの実感が湧きませんでした。
粟ヶ岳の斜面にヒノキを植えて書かれた「茶」の字は、世界農業遺産「静岡県の茶草場農法」をアピールするシンボルみたいなもの。ただし、ハイキングコース入口から見上げても、「茶」の字はこの程度。
帰り道には車道を歩いて下り、コース途中から「茶」の字を見ましたが、列を作って植えられたヒノキを見ただけ。きれいに刈り取られた斜面のススキが茶草として茶畝の間に敷かれ、堆肥の役割を果たすことになるのが伝統的な「茶草場農法」です。
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