出かけよう!引佐町伊平⑭―水田跡
「いーら・いだいら」の「観音コース順路⇒」に従ってかつての鳳来寺街道を歩いて行くと、センリョウの赤い実と黄色い実が迎えてくれました。
そして、その先、ヒノキが植えられた斜面の下辺りが「水田跡」。「昭和30年代まで稲作が行われていた。今のよな農機具は無く、くわ・かまなどのすべては手作業の時代だった。」
今見ても、ここが水田だったとは信じられませんが、その先には石垣が残り、井戸跡らしいものも見られましたので、確かに水は湧いていたようです。
しかし、この狭い山中の窪地での農作業や細い山道を歩いての運搬など、困難ばかりの水田。近頃、人が入ったような形跡は見られず、「いーら・いだいら」の看板がなければ、とても先へ進む勇気はありません。
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