2022年12月02日
雨上がりの秋葉山下山ハイキング②―随身門の彫刻を間近に
参加者を乗せたバスの到着を待つ間、「斉藤さん、彫刻を見る?」と聞かれましたので、「見る、見る!」と即答し、見せていただきました。
◆台風で損傷の秋葉神社神門 彫刻修復、27日まで公開
2018年の台風で損傷した秋葉山本宮秋葉神社(浜松市天竜区)神門の彫刻が修復され、12日、同神社上社で展示会(中日新聞東海本社後援)が始まった。27日まで。
展示は、神門の正面にあった迦陵頻伽(かりょうびんが)、獅子、力人と欄間装飾の計十一点。神門とともに江戸時代後期の1831年に立川流の名工・立川冨昌が造ったとされ市文化財に指定されている。
迦陵頻伽は長さ3.9メートルのヒノキの一木造り。上半身が天女、下半身が鳳凰の姿で、柔らかな曲面で羽衣のひだを表現し、四層構造で羽を立体的に見せるなど精緻に造られている。木目を生かした造形も特徴だ。
神門の修理は来年3月までの予定で、完了後は彫刻も神門に取り付ける。犬塚直孝権禰宜(ごんねぎ)(48)は「間近で見られるのは今だけ。細部まで鑑賞して迫力を感じてほしい」と話している。公開は午前9時から午後3時まで。(11月13日付「中日新聞」より)
本来なら新聞記事の通り、11月27日までが公開期間でしたので、30日に見せていただけたのは、特別のこと。すべてが見事に補修され、この後、再び随身門に戻されれば、もう見上げるしかありません。そんな彫刻を手に取る近さで見ることができたので、これ以上の喜びはありません。
ちなみに、私はこれまで「力神」の表記を使って来ましたが、秋葉神社では「力人」と表記するとのこと。勉強になりました。
◆台風で損傷の秋葉神社神門 彫刻修復、27日まで公開
2018年の台風で損傷した秋葉山本宮秋葉神社(浜松市天竜区)神門の彫刻が修復され、12日、同神社上社で展示会(中日新聞東海本社後援)が始まった。27日まで。
展示は、神門の正面にあった迦陵頻伽(かりょうびんが)、獅子、力人と欄間装飾の計十一点。神門とともに江戸時代後期の1831年に立川流の名工・立川冨昌が造ったとされ市文化財に指定されている。
迦陵頻伽は長さ3.9メートルのヒノキの一木造り。上半身が天女、下半身が鳳凰の姿で、柔らかな曲面で羽衣のひだを表現し、四層構造で羽を立体的に見せるなど精緻に造られている。木目を生かした造形も特徴だ。
神門の修理は来年3月までの予定で、完了後は彫刻も神門に取り付ける。犬塚直孝権禰宜(ごんねぎ)(48)は「間近で見られるのは今だけ。細部まで鑑賞して迫力を感じてほしい」と話している。公開は午前9時から午後3時まで。(11月13日付「中日新聞」より)
本来なら新聞記事の通り、11月27日までが公開期間でしたので、30日に見せていただけたのは、特別のこと。すべてが見事に補修され、この後、再び随身門に戻されれば、もう見上げるしかありません。そんな彫刻を手に取る近さで見ることができたので、これ以上の喜びはありません。
ちなみに、私はこれまで「力神」の表記を使って来ましたが、秋葉神社では「力人」と表記するとのこと。勉強になりました。