2017年09月21日
浦川歌舞伎 連夜の猛練習 浜松・天竜区佐久間で23日本番

浦川歌舞伎は、1858年(安政5年)に浦川での公演中に病死した江戸の名歌舞伎役者・尾上栄三郎をしのぶ目的で始まり、住民らによって長年受け継がれてきた。保存会が結成された1989年以降、毎年定期公演を行い、今年で29回目を迎える。
会員らは9月初旬から旧浦川中体育館で稽古を始め、連日午後10時ごろまで演技に磨きをかけてきた。大道具の製作や当日の舞台裏での化粧など、裏方の支えも欠かせない。当日は4幕構成。地元の市立浦川小児童が演じる第3幕「白波五人男 稲瀬川勢揃いの場」では、日本駄右衛門役を務める6年の男子児童(12)が「できるだけ大きな声を出して頑張りたい」と意気込む。
同保存会の広野勝也会長は「出演者は地元を盛り上げようと心を一つに練習してくれている。過去に勝る良い公演にしたい」と話した。(「静岡新聞」より)
残念ですが、今年(2017)は家族旅行の日程と重なり、観に行けません。みなさん、頑張って演じてください!