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2017年06月22日

水窪町の昔話、伝説を3冊にまとめ出版 文化芸大生

水窪町の昔話、伝説を3冊にまとめ出版 浜松市中区の静岡文化芸術大生が、天竜区水窪町で住民から聞き取った昔話や伝説を本にまとめ、3部作として出版した。

 本のタイトルは「水窪のむかしばなし」「みさくぼの民話」「みさくぼの伝説と昔話」(三弥井書店、いずれも税別千円)。同大文化政策学部の二本松康宏教授の伝承文学ゼミに所属する学生が、2014年から3年かけて水窪町の約200人から話を聞き取り。姉妹で炊飯の腕を競った昔話「松ぼっくりで飯炊き」など各家庭で語り継がれてきた話を、語り口を生かして文章にまとめ、計約250話を掲載した。

 昨年調査をした4年生6人と二本松教授が21日、市役所で鈴木康友市長に成果を披露した。佐藤妃莉(ひめり)さん(22)は「『(昔話を)覚えていない』と言った人も、回を重ねると思い出してくれ、通ったかいがあった」と振り返った。下川知沙子さん(21)は電車とバスを乗り継ぎ、山あいの集落まで計30回ほど通ったという。

 平手結花さん(21)は「その土地の文化が昔話に残っている。保護をしないとなくなってしまう」と話す。本は市の主な図書館で借りることができる。(「中日新聞」より)


 水窪の子どもたちは、どれだけ知っているのでしょう?ぜひ、地域の言葉で語り伝えて行ってください。



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