「秋の彼岸」の小國神社境内地⑥―サワシロギクとホウキギク
秋は菊の季節―小國神社境内地では、サワシロギクが咲いていました。舌状花がまばらなのはサワシロギクらしい花。咲き始めは白い花のサワシロギクですが、しばらくするとほんのりとした紅紫色に色を変えて行きます。それもまた風情。
少し小さな白花の菊は多分ホウキギク。北米原産とされていますが、もう明治時代には日本にやって来たようです。「箒菊(ホウキギク)」と名付けられた由来は、茎の上に近い付近が枝分かれして、それを「箒」に似ていると見立てたから。コウヤボウキ(高野箒)のように、実際に箒として使われたというわけではありません。
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