秋葉山で「道草登山」⑫―エダウチフタリシズカ?

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2024年06月05日 05:22

 この時季、見かけることが多い山野草の花はフタリシズカ。秋葉山表参道でも、あちらこちらに2対~3対の対生した葉を広げ、その中央に花序を立ち上げ、白い粒状の花を着けていました。

 フタリシズカの名の由来は、謡曲の「二人静」。2本の花序を、源義経の愛妻「静御前」とその幽霊が舞う姿に見立てた名前。だったら花序は2本が相応しいのですが、ごくまれに3本、4本の花序が見られることもあり、この日に出会ったのは5本の花序。花はまだでしたが、どう数えても花序は5本あり、静御前と幽霊と、あとは誰?

 こんなフタリシズカを別種のエダウチフタリシズカとする分類もあるようですが、「五人静」としてしまうと、「静」どころか、ちょっとやかまし過ぎですね。もちろん、「一人静」らしい花もありましたけどね。

 【関連記事】秋葉山で「道草登山」①―午前10時
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」②―桑と梅の実
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」③―ニワゼキショウ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」④―テイカカズラとシオヤトンボ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑤―トキワツユクサとハナミョウガ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑥―アワフキムシ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑦―コショウノキ、アリドオシとツルアリドオシ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑧―イズセンリョウとサンショウの実
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑨―コアジサイ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑩―富士山と気田川
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑪―蛇と小蛇目
 【関連記事秋葉山で「道草登山」⑬―ウマノスズクサ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑭―カキノハグサ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑮―秋葉寺の天狗蝶
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑯―181回目達成!
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑰―参拝
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑱―井戸水の美味しさ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑲―コナスビ、ヤマキケマンとシソバタツナミソウ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」⑳―マルミノヤマゴボウ、アオフタバランとオオバノトンボソウ
 【関連記事】秋葉山で「道草登山」㉑―目指せ!あと19回!

 【関連記事】静御膳の名をいただく二人静の白い花
 【関連記事】梅雨入り前の秋葉山⑥―カキノハグサと二人静
 【関連記事】「百年名家」吉野屋庭園で咲く花⑧―二人静と白花立浪草
 【関連記事】黄緑色に染まる秋葉山④―二人静
 【関連記事】108回目の秋葉山ハイキング⑪―フタリシズカとアオフタバラン
 【関連記事】夏を迎えた小國神社境内地の自然③―フタリシズカ
 【関連記事】「緊急事態宣言」解除の秋葉山⑪―二人静
 【関連記事】夏至が過ぎた天竜スーパー林道③―二人静とフタスジヒトリ
 【関連記事】139回目は朝秋葉⑬―フタリシズカとヤマイワカガミ
 【関連記事】5月5日の秋葉山に登る⑬―ヤマツツジと二人静
 【関連記事】「ちむどんどん」の佐久間の自然③―トリアシショウマとフタリシズカ
 【関連記事】2022年、梅雨入り前の秋葉山⑱―フタリシズカとニワハンミョウ
 【関連記事】汗かき歩いた150回目の秋葉山⑮―花が終わったフタリシズカとコアジサイ
 【関連記事】5月5日の小國神社境内地②―シライトソウとフタリシズカ
 【関連記事】五月晴れの秋葉山に登る⑪―フタリシズカの蕾
 【関連記事】雨上がりの小國神社境内地③―フタリシズカとクモ
 【関連記事】神門修理完了の秋葉山へ登る⑨―アリドオシとフタリシズカ
 【関連記事】初夏の自然を訪ねて富幕山へ⑧―フタリシズカとツマグロヒョウモン
 【関連記事】富士山麓・西臼塚を歩く⑨―シコクスミレとフタリシズカ

関連記事