9月9日の秋葉山に登る⑭―ダンドボロギク
尾根道に出て、しばらく進むと、先に紹介した1本目の倒木に行く手を阻まれました。真っ直ぐに伸びた松の幹は、向かって左から右へと表参道を塞ぐように倒れ、腹ばいで進めば下をくぐり抜けることもできたかも知れませんが、私は右側にまわり、折れた幹をまたぐようにして進みました。
「富士見茶屋」「二の鳥居」跡を抜ければ、送電線鉄塔の休憩所に到着。鉄塔の下まで行くには行ったのですが、富士山は見えません。それは仕方がありませんので、近頃のルーティンになった、気田川を見下ろしての一休み。
すると、日当たりがよくなった影響か、辺りにはダンドボロギクがいっぱい。ダンドボロギクの「ダンド」は、日本で最初に発見された段戸山(たかのすやま・だんどさん)に由来した名前ですが、元を辿れば北米原産。段戸山は愛知県北設楽郡設楽町にある山ですから、秋葉山とはお隣さんみたいなもの。
ここまでで、だいたい1時間30分。いつもより、ちょっと遅いペース。まあまあ、それも仕方がありませんね。
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