「初夏の陽気」の青谷を歩く③―オオイヌノフグリとフラサバソウ
そもそも、「青谷(あおや)」の地名の由来は「村内の谷間から緑色片岩を多く産出することによる」(「角川日本地名大辞典22静岡県」より)とされ、私も確かにその通りだとは思いますが、小さな青い花を見つけると、ついつい膝を折ってカメラを近づけてしまいます。
先ずは、少し大き目のオオイヌノフグリ(右上の写真)。名前の由来は説明したくはありませんが、鮮やかな青空の色の花は、「青谷」にふさわしい花と言えるかも知れません。
オオイヌノフグリを少し小型にした花で、全体的に毛深い感じの花はフラサバソウ(左の写真)。どちらもオオバコ科クワガタソウ属でヨーロッパ原産の外来種。日本の国際化はどんどん進み、植物の世界には、国境などあってないようなものですね。
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