家康ゆかりの岡崎を歩く⑯―戦災復興之碑
次に足を止めたのは「籠田(かごた)公園」でした。先ず見上げたのは「戦災復興之碑」。岡崎市は終戦直前昭和20年(1945)7月19日未明から20日にかけて、アメリカ軍90機の空襲を受け、3分の1以上の家が焼失し、死者数は280名。
しかし、岡崎市は戦災復興に地域を挙げて立ち上がり、昭和24年(1949)には「戦災復興モデル都市」の指定を受けるほどに復興。昭和33年(1958)、「籠田公園」にこの「戦災復興之碑」が建立されたのです。
「戦災復興之碑」と刻まれた石柱の上には、平和のシンボルである鳩が。被害も加害も含め、二度と戦争を繰り返してはいけないことを後世に伝えて行くために建てられたのが「戦災復興之碑」なのです。
関連記事