東三河「別所街道」を歩く⑯―「郷土のさいの神」
須佐之男神社からの帰り道、「従是右水久保遠山道」「従是㔫本郷信濃道」の道標が建てられていた集会所の裏手が気になり立ち寄ってみたら、「郷土のさいの神」と書かれた標柱が建てられていました。
標柱の建てられている石段の上には墓石が並んでいましたが、右側の隅に建てられている舟形の石塔が「塞の神」ということでしょうか?「塞の神」とは道祖神などと同じように、村や部落の境に建てられ、他所から侵入する邪悪なものを防ぐ神。もしかしたら、これは双体道祖神かも知れません。
調べてみると、東栄町には「塞の神」が多く残され、それらは愛知県指定文化財に指定されているとのこと。次の機会には、東栄町に残る「塞の神」を探して歩いてみようと考えています。
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