あれから何年?久しぶりの金沢へ⑤―日本武尊像
兼六園を♪グルリ♪グルリと回る観光客にとって、抜いた剣を持つ巨大な銅像には違和感を感じる人がいるかも知れません。この銅像は、明治10年(1877)の西南戦争で戦没した石川県の兵士を慰霊するために建てられた「明治紀念之標」。「日本武尊像」です。
私にとって、この銅像は特別なもの。学生時代に作ったガリ版刷り詩集(貳)の表紙に、この銅像を撮影した写真をシルクスクリーンで印刷しました。
今回、初めて知ったのは、この銅像が富山県高岡の鋳物師たちによって造られた、日本最古の銅像だったということ。まだまだ私の知らない金沢がありそうです。
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