台風被災の秋葉山に登る⑪―赤と白の彼岸花
歩き始めて赤い九里橋を渡り、坂下の石畳の坂を登って行く途中、脇を流れる秋葉沢の流れが♪ザーザーと大きな音を響かせていました。濁っていたわけではありませんでしたが、水量はかなり多く、山頂近くの秋葉寺より上の辺りでも、♪ザーザーの音が辺りに響いていたほど。
坂道の脇には、赤と白の彼岸花が。そうです。私が登った9月26日は、「彼岸明け」ともよばれますが、秋の彼岸の最終日。この日までが秋の彼岸なのです。
石畳の坂道を左に折れる箇所では秋海棠(シュウカイドウ)が咲いていました。秋海棠は、江戸時代初期に中国から持ち込まれた花ではありますが、俳句では秋の季語として詠まれています。
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