湖西市大知波の大神山八幡宮へ⑦―役行者像とヒメウズの蕾
座頭宮の背後にある石像は役行者(えんのぎょうじゃ)。役行者こと役小角(えんのおづぬ)は修験道の開祖。役行者は、佐久間町中部の馬背神社の境内にも祀られていましたので、神道、道教、仏教、陰陽道などさまざまな宗教が習合した日本独自の修験道は、大知波の八幡宮が大神山をご神体とする山岳宗教と結びついたと考えれば、それほど違和感を感じるものではありません。
役行者の石像の前辺りに繁茂していたキンポウゲ科の植物は、多分ヒメウズ。もう少しで咲き始めそうな蕾がたくさん出来ていました。
関連記事