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2021年02月27日

天竜川沿いにある「溺死」供養碑②―瀬尻

瀬尻の地蔵尊と「溺死一切精霊」碑 峰之沢橋「青谷ポケットパーク」を過ぎ、瀬尻地区に入った辺りにあるのは合掌した地蔵尊と「溺死一切精霊」の碑。石柱の側面には「昭和三年七月建之」とあり、西暦1928年の建立です。

 建立年としては比較的新しいのですが、それでも90年以上も前のもの。もちろん、佐久間ダムも秋葉ダムもまだ出来てはいません。

秋葉湖 当時の天竜川は伐り出した木材を流し、鉱石船だけでなく飛行艇も行き交う河川舟運の道。雨が降れば水量も流速も増しましたので、溺死は起こるべくして起こった事故。碑を建てて溺死者を弔うことは、自らに注意を喚起することにつながると考えたのでしょう。



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