2019年05月23日

元善光寺を訪ねる③―本堂の木鼻

本堂の木鼻 元善光寺の本堂の木鼻は龍と獏。木鼻とは元々「木端」で木の端を意味する建築用語ですが、いつの間にか魔除けや縁起が良い動物など、装飾性に富んだ彫刻が施されるようになりました。

本堂の木鼻 左右に出た木鼻は象のようにも見えますが、毛が渦を巻き、耳が小さくて上を向いていますので、象ではなくて獏。動物園にいるバクとは違い、鼻はゾウ、目はサイ、尾は牛、脚は虎にそれぞれ似ているとされる想像上の動物です。

 獏は悪夢を食べてくれる動物として、人気が高かったとのこと。動物園にいるバクは、この獏に似ているところから付けられた名前なのだそうです。




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