
すぐそばの「神谷土木」さんに断りを入れて、1段低い場所に下りてみました。すると、そこにあったのは、絵葉書の写真で見たのとよく似た、あの窓の上部が円弧を描いた手すりの束柱と笠木。かつての橋の道床の位置が、現在の川底に底上げされたと考えれば、これが「八代橋」に違いありません。

いかがでしょうか?近くで見ると、コンクリート製の欄干の形がはっきりと分かります。間違いありません。これが「八代橋」です。
川の上に架けられていたはずの橋が河床になっているのは、実に不思議な光景。おそらく、それは「秋葉ダム」に由来する水面上昇による結果だと思います。