浜名郡三ヶ日をちょこっと♪ブラリ⑨―長根の石仏群と秋葉山常夜燈
三ヶ日町福長の「福長」の地名が、旧大福寺村の「福」と旧長根村の「長」の字を併せて出来たということは、前回紹介した通り。「長根区コミュニティ防災センター」の前に、石仏群とも言える数の石仏が並んでいましたので紹介させていただきます。
何んでいる石仏たちは、地蔵尊であったり、菩提薩埵(菩薩)であったり。特徴的だったのは、庚申の本尊である青面金剛を刻んだ庚申仏。60日ごとにやって来る「庚申の日」に男衆が集まり、一夜を明かすことにより、地域の結束を固める意味での信仰でもあったのです。
石柱の正面と左右の3面に、2体ずつの地蔵尊を刻んでいるのは一石六地蔵。時代は変わり、人々の信仰の形も変わっては来ましたが、「長根区コミュニティ防災センター」の少し南には、「江中」と刻まれた秋葉山常夜燈も建てられていました。
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