木の葉色づき始めた北遠をグルリ⑥―ナギナタコウジュとエゴマ
この日(10月19日)の天竜スーパー林道で、一番気になった花はナギナタコウジュ。薙刀(なぎなた)に例えられたように花穂の片側に寄ったピンク色の花が、あっちにもこっちにも群生し、「♪エイエイオー!」と勝鬨(かちどき)を上げています。
同じシソ科のエゴマは白い花。見た目は同じシソ科のアオジソにそっくりですが、香りはまったく違います。元々は東南アジア原産とされていますが、すでに縄文時代から利用されていたらしく、単なる外来種・帰化植物と呼ぶよりも史前帰化植物。日本人にとっては、すっかりお馴染みの野草として天竜スーパー林道でも花を咲かせていました。
関連記事