汗かき歩いた150回目の秋葉山⑰―随身門とオニルリソウ
さて、そろそろ秋葉山の山頂が近づいて来ました。いやいや、実際には、この日の歩きが特に遅かったわけではなく、私が書くブログ記事「汗かき歩いた150回目の秋葉山」がなかなか前に進まないだけ。実際には、歩き始めてから2時間とちょっとで随身門が見えて来ました。
随身門は相変わらず、足場とシートに覆われたまま。しかし、脇を通り抜けて振り返ってみると、もう杮(こけら)板葺きの屋根は出来上がっているようです。この後は、飾り彫刻の復元修復かな?
「振り向き坂」を登り切ったところに、オニルリソウが青い花を咲かせていました。秋葉山と言えば、鬼ではなくて天狗のはず。鬼は嫌われものの悪党ですが、天狗は悪者ではありません。
掛塚の天狗は「竹馬」と呼ばれ、「バレン」と呼ばれる太い竹を路面に叩き付けて神幸行列の進路に当たる四辻を祓い浄め、神輿渡御の先導を務める大事な役割を担っているのです。
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