小國神社から虫生まで歩く⑫―ネムノキとカギカズラ
虫生(むしゅう)の集落に近づいた辺りで足元にネムノキの花が散っているのに気づき、見上げると梅雨を代表する華やかな花が咲いていました。
ネムノキの花の細い糸を束ねたように見えるのは、花弁ではなくて雄蕊。そんな花がさらに集まり、一段と華やかに。
しばらく見ていなかったカギカズラは、葉の付け根から出た鉤状の棘で、近くの木に絡みつきながら成長する常緑のつる性木本。どこででも見られる植物ではありません。でも、小國神社「古代の森」には生育しているのです。
今が花の季節だと思って探してみたのですが、残念ながら見つけられませんでした。
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