秋本番の秋葉山に登る⑱―「西ノ閽の神門」の白虎

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年11月21日 05:57

 実は、秋葉神社上社には、他にも来年(2022)の干支の「寅」がいるんです。それは第一駐車場から石段を上がって来たところに建てられた「西ノ閽(こん)の神門」。この門の四隅には彫刻の四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)が飾られています。

 四神とは、東西南北を護る4種の霊獣。白虎が護るのは西側。神門の表の右側にいるのが白虎です。

 牙を剥いた虎の足元には、竹ではなく秋葉に因んだカエデの葉が彫られています。そして、後ろには小さな子供の虎も。

 迫力満点のこの虎も井波彫刻―年賀状には、こっちの「寅」の方がいいかな?

 年賀状のデザインとしては、拝殿の「寅」か?それとも、迫力満点の「西ノ閽の神門」の白虎か?ちょっと悩むところですが、社務所の中で売られている土鈴と木っころの「寅」も可愛らしい来年(2022)の干支です。

 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る①―川霧立ち込める秋葉山麓
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る②―山頂の紅葉
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る③―朝露を宿したムラサキエノコログサ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る④―ミゾソバの花と酸化被膜(皮膜)
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑤―ツリフネソウとアズマヤマアザミ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑥―赤い九里橋とヒメツルソバの草紅葉
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑦―イズセンリョウとヤブムラサキ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑧―キッコウハグマ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑨―お茶の花と実
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑩―アサギマダラ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑪―ナンキンハゼの紅葉
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑫―秋葉寺のセンブリとマムシグサ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑬―木漏れ日に光るカエデ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑭―工事中の随身門
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑮―色づいた山頂
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑯―意外と知られていない黄金の隠れ♥ハート
 
【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑰―「寅」の彫刻
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑲―ワタムキアザミにハナバチ
 【関連記事】秋本番の秋葉山に登る⑳―下山

 【関連記事】旧津倉家の「虎と豹」屏風①―狩野清信筆
 【関連記事】旧津倉家の「虎と豹」屏風②―猫の目をした雄虎と雌虎
 【関連記事】旧津倉家の「虎と豹」屏風③―津倉家当主は寅年生まれ
 【関連記事】旧津倉家の「虎と豹」屏風④―掛塚屋台の虎
 【関連記事】令和元年の「掛塚まつり」③―カーブミラーに映った天幕の虎

 【関連記事】掛川から島田へ、立川流の俤を訪ねて⑧―欄間の十二支
 【関連記事】袋井・可睡斎を訪ねて①―総門の干支恵方盤
 【関連記事】鳳来寺を訪ねる⑥―十二支像
 【関連記事】鳳来山東照宮を訪ねる①―虎の姿をした狛犬
 【関連記事】鳳来山東照宮を訪ねる②―寅童子
 【関連記事】令和3年11月の阿蔵の自然⑨―玖延寺の「寅」
 【関連記事】焼津・花沢の里を歩く㉓―「なんでもえらべるとらや」
 【関連記事】大井川鐵道「千頭」駅周辺をぶらり⑪―トラネコと道の駅「川根温泉」の虎

関連記事