9月の駒場海岸の自然③―キヌゲハキリバチとイチモンジセセリ
ハマゴウの青紫色の花にやって来ていたのはキヌゲハキリバチ(コウベキヌゲハキリバチ)。キヌゲハキリバチはハマゴウの花が好きと見え、何度も何度もやって来ては蜜を吸っているようでした。
キヌゲハキリバチは日本の固有種。でも、お隣りの愛知県では数を減らし、「準絶滅危惧種」に指定されています。その原因は、海岸や河川敷の改修により、キヌゲハキリバチの大好きなハマゴウなどの生育地が失われ始めているから。
ハマゴウの花にイチモンジセセリもやって来ていましたが、イチモンジセセリはハマゴウに執着しているわけではなさそうです。
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