阿蔵川沿いの春の自然⑭―絡みつく木

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年03月28日 04:55

 再び阿蔵川沿いの道を歩いている時、ふと山の斜面側を見上げると、幹なのか、枝なのか、蔓なのか、根なのか?捻じれ、捻じれて絡み合った木が目に留まりました。








 阿蔵は「光明層群」に位置し、「含礫泥岩(砂岩・玄武岩)・チャート及び石灰岩の岩塊を伴う)」とされ、岩にへばり付くようにして育つ木々にとっては、決して育ちやすい環境ではありません。

 そんな中で育つ痩せた木としては、捻じれたくなったり、絡みたくもなるのも仕方がありません。なりふり構わずにそこまでしても育つのは、弱さではなく逞しさ。見習うべき何かがあるような気がします。

 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然①―雪山
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然②―花桃
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然③―彼岸桜
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然④―おかめ桜とコブシ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑤―ジロボウエンゴサクとタチツボスミレ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑥―オオイヌノフグリとコゴメイヌノフグリ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑦―カテンソウとカキドオシ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑧―ミツマタ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑨―植林
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑩―キブシとミツバアケビ
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑪―ヒキガエルの卵
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑫―遠望
 【関連記事】阿蔵川沿いの春の自然⑬―アカタテハ

関連記事