春霞の富幕山を歩く⑪―ミツバツツジと本種スミレ
ミツバツツジが咲いていたのも、富幕山の麓に下りる道の途中。葉が出る前に鮮やかなピンク色の花を咲かせていますので、そのまま通り過ぎるわけにはいきません。正式な植物名は「ミツバツツジ」ですが、遠州地方(静岡県西部)では「ミヤマツツジ」と呼ばれることが多い早咲きのツツジです。
そして、本種とされるスミレの花とも出会いました。スミレを漢字で書くと「菫」。「艹」に小さいことを表す「僅」の字の旁(つくり)を合わせて「菫(スミレ)」。つまり、スミレとは「小さな花」ということ。他にも、もっと小さな花だってあるのにね?
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