8月の霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原へ⑮―ヤマハハコとノコギリソウ
白い花を咲かせているヤマハハコはキク科。白い花弁のように見えるのは総苞片で。真ん中の色が濃い部分が花弁。日本では、「北海道、本州(長野県および石川県以北)に分布」とされてはいても、天竜スーパー林道でも生育し、花を見ることも出来ます。
一見、ヤマハハコによく似た白い花は、同じキク科のノコギリソウ。ノコギリソウ(鋸草)の「鋸」は、花ではなくて葉の形が鋸の歯に似ているから。もしかしたら、外来種のセイヨウノコギリソウかも知れないと疑ってはみたのですが、葉の♪ギザギザは在来種の形。安心しました。
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