「夏至」前日の小國神社境内地⑪―ヒメコウゾの実とサワガニ
見上げる位置に伸びた木の枝に赤い実―まだまだ赤くなってはいない実もありましたが、ヒメコウゾだろうと思います。コウゾの前に「姫(ヒメ)」と付けられていますが、実際にはコウゾがヒメコウゾとカジノキの雑種。以前は、ヒメコウゾも和紙の原料として使われていたとのことですから、私たちの暮らしに近い植物だったということです。
そんなヒメコウゾの赤い色にはちょっと負けてはいましたが、サワガニが顔を出したり、隠れたり。サワガニはれっきとした日本固有種。一生を淡水で過ごし、水から出て歩き回ることも多いので、私が歩き回ることが多い里山の道で出会うことが多いカニ。
私に気づくと隠れようとしましたが、私の目には丸見えでした。
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