「夏至」前日の小國神社境内地⑪―ヒメコウゾの実とサワガニ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2024年07月01日 05:04

 見上げる位置に伸びた木の枝に赤い実―まだまだ赤くなってはいない実もありましたが、ヒメコウゾだろうと思います。コウゾの前に「姫(ヒメ)」と付けられていますが、実際にはコウゾがヒメコウゾとカジノキの雑種。以前は、ヒメコウゾも和紙の原料として使われていたとのことですから、私たちの暮らしに近い植物だったということです。

 そんなヒメコウゾの赤い色にはちょっと負けてはいましたが、サワガニが顔を出したり、隠れたり。サワガニはれっきとした日本固有種。一生を淡水で過ごし、水から出て歩き回ることも多いので、私が歩き回ることが多い里山の道で出会うことが多いカニ。

 私に気づくと隠れようとしましたが、私の目には丸見えでした。

 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地①―ノハナショウブ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地②―ササユリ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地③―クララとミヤコグサ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地④―コクランとオオウンモンクチバ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑤―シオカラトンボ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑥―シタキソウとキジョラン
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑦―トチバニンジンとホウチャクソウ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑧―オカトラノオとカナヘビ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑨―ヤクシマルリシジミとウツボグサ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑩―ムラサキニガナとサカキ
 【関連記事】「夏至」前日の小國神社境内地⑫―宮川沿いの緑と赤

 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山②―ヤマグワの実とヒメコウゾの花
 【関連記事】春の陽射しの秋葉山に登る㉗―フデリンドウ、ハナイカダとヒメコウゾ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑧―ヒメコウゾとヘビイチゴの実

 【関連記事】あくら自然観察の道②―ハンミョウとサワガニ
 【関連記事】梅雨の晴れ間の大渓林道⑪―サワガニ
 【関連記事】余寒に震える阿蔵の道③―サワガニの「啓蟄」
 【関連記事】2018年、真夏の阿蔵道⑩―ミズヒキソウとサワガニ
 【関連記事】雨上がりの大渓(おおたに)林道を歩く②―サワガニ
 【関連記事】梅雨時の里山の自然⑤―光と戯れるサワガニ
 【関連記事】春を待ちきれず阿蔵を歩く④―沢蟹
 【関連記事】梅雨入り前の北遠の自然⑧―ウラギンシジミとサワガニ
 【関連記事】大雨が上がった阿蔵(あくら)道⑦―サワガニ
 【関連記事】秋の足音を感じて阿蔵を歩く⑨―サワガニとハンミョウ
 【関連記事】雨上がりの大渓(おおたに)歩き⑥―サワガニとサワシロギク
 【関連記事】雨上がりの青谷の自然⑨―ヤマアカガエルとサワガニ
 【関連記事】大渓(オオタニサーン!)を歩く②―サワガニ
 【関連記事】ヒグラシ鳴く阿蔵の自然⑤―ハンミョウとサワガニ
 【関連記事】雨上がりの阿蔵を歩く②―ハンミョウとサワガニ
 【関連記事】阿蔵から大渓をグルリと歩く⑥―サワガニとアメンボ
 【関連記事】雨ときどき晴れの阿蔵(あくら)川沿いの道⑧―サワガニとキツネノカミソリ
 【関連記事】富幕(とんまく)山の夏山歩き⑧―オオシオカラトンボとサワガニ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑤―サワガニとハンミョウ
 【関連記事】雨上がりの小國神社境内地⑥―ムカシヤンマとサワガニ
 【関連記事】雨が上がれば、阿蔵を歩く②―沢蟹天国
 【関連記事】晩秋の富幕山を歩く⑪―ワレモコウとサワガニ
 【関連記事】「夏遠からじ」青谷の春⑬―サワガニとカラスアゲハ
 【関連記事】「梅雨入り」前の小國神社境内地⑧―ハンカイソウとサワガニ
 【関連記事】夏だ!チョウだ!トンボだ!⑨―イボガエルとサワガニ

関連記事