青谷の里に、春よ来い!⑨―梅の花
梅の開花は、春の訪れ―1月19日の青谷の里で出会い、一番嬉しかったのは梅の花。花を楽しむ花梅ではありませんが、春の気配を真っ先に知らせてくれているかのよう。
梅の花の嬉しさは、葉が芽吹く前に花が咲くこと。もちろん、そんな木は梅だけに限っているわけではありません。それでも、正月飾りには、松、竹と一緒に飾られ、長寿を願う縁起の好い花として、長い間、梅は日本を代表する花だったのです。
梅に代わり、今や桜が日本を代表する花。しかし、平安時代以前はほんのりと香る梅の花の人気が一番。お花見と言えば、梅だったのです。
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