季節外れのご近所歩き⑤―ホウキギクとハキダメギク
写真では花の小ささが伝わりにくいかも知れませんが、ヒョロヒョロと伸びた茎の先っぽに、小さなキク科の花を咲かせていたのはホウキギク。北米からやって来た「侵入生物」です。
そして、次に紹介するハキダメギクも熱帯アメリカ原産。ハキダメギクとはずいぶんひどい名前が付けられていますが、この名前を付けたのは、NHK朝ドラ『らんまん』の主人公のモデルとなった牧野富太郎。牧野富太郎が世田谷の「掃き溜め」で発見したことから「掃溜菊(ハキダメギク)」の名を付けたとのこと。
牧野富太郎は「雑草という名の草は無い」と言ったとされていますが、そんな博士が付けた名前としては、可哀想過ぎますね。
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