季節外れのご近所歩き⑤―ホウキギクとハキダメギク

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2023年11月11日 05:07

 写真では花の小ささが伝わりにくいかも知れませんが、ヒョロヒョロと伸びた茎の先っぽに、小さなキク科の花を咲かせていたのはホウキギク。北米からやって来た「侵入生物」です。

 そして、次に紹介するハキダメギクも熱帯アメリカ原産。ハキダメギクとはずいぶんひどい名前が付けられていますが、この名前を付けたのは、NHK朝ドラ『らんまん』の主人公のモデルとなった牧野富太郎。牧野富太郎が世田谷の「掃き溜め」で発見したことから「掃溜菊(ハキダメギク)」の名を付けたとのこと。

 牧野富太郎は「雑草という名の草は無い」と言ったとされていますが、そんな博士が付けた名前としては、可哀想過ぎますね。

 【関連記事】季節外れのご近所歩き①―セイヨウタンポポとジシバリ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き②―ナズナとスカシタゴボウ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き③―ツユクサとマルバツユクサ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き④―ノアサガオとマルバルコウソウ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き⑥―ミゾソバとホトケノザ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き⑦―ノコンギクとノボロギク
 【関連記事】季節外れのご近所歩き⑧―ヒロハフウリンホオズキとイヌホオズキ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き⑨―トキワハゼとタカサブロウ
 【関連記事】季節外れのご近所歩き⑩―河津桜とアカバナユウゲショウ

 【関連記事】「久留女木の棚田」の自然⑨―ホウキギク

 【関連記事】「久留女木の棚田」の自然⑩―ハキダメギクとベニバナボロギク
 【関連記事】小春日和のご近所散歩⑨―シロノセンダングサとハキダメギク

関連記事