東三河「別所街道」を歩く⑭―オニルリソウ
さあ、そろそろ帰ろうかな?と思っていた時、須佐之男神社に行っていないことに気づきました。道が分かっていたわけではありませんので、大体この辺かな?程度のアクセス。グーグルマップを使えば楽だったのかも知れませんが、私はアナログ人間。
国道151号を右折したところに、「奉献須佐之男神社」も文字が浮き上がった赤錆びた幟立てがありましたので、クネクネと曲がりくねった道を歩き奥へ奥へ。すると、道路脇に斜面にオニルリソウの花が咲いていました。オニルリソウ(鬼瑠璃草)は、敵か?味方か?
これから訪ねる須佐之男神社の祭神である須佐之男命は牛頭天王(ごずてんのう)と同一視され、疫病を防ぐ神として祇園祭でお参りされている神。しかし、牛の角をはやした牛頭天王は鬼にそっくり。では、鬼は敵か?と言われると、「花祭」でも「花の舞」でも、鬼は悪霊・疫病を祓う大事な役割なのです。
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