東三河「別所街道」を歩く⑨―「花祭」の人形と壁画
奥三河に伝承される民俗芸能「花祭」の鬼面を象ったJR飯田線「東栄駅」の駅舎の前には、東栄町観光マップの看板が建てられ、その両側のガラスケースの中には、祭の衣装をつけた人形が展示されていました。
解説看板には・・・
花まつり 国の重要無形民俗文化財指定
花まつりは遠く鎌倉・室町時代に山伏や修験者によって天竜水系のみに伝えられた700年余の伝統をもつ奇祭であり、40数種類の舞いが夜を徹して行われます。その踊り舞う姿は、今に残る農民信仰のあらわれであり、神人和合・五穀豊穣・無病息災を祈る神事芸能です。
・・・とあり、駅舎の隣の壁にも巨大な絵が描かれていました。この絵を描いたのは、和歌山県田辺市(旧・日高郡龍神村)エアブラシアーティストの柴田友助さんとのこと。「東栄駅」は愛知県の飯田線駅の最北にある駅。東栄町三輪のシンボルでもあるのです。
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