桜散る高遠城址公園へ③―「右あきは道」の道標
国道151号の途中、残雪の中央アルプスが見えましたので、コンビニの駐車場に車を止めて、ちょっとだけ散策。標高2500メートルを越えるいくつもの高峰が連なる中央アルプスですが、ここからでは手前の樹木が邪魔をして、よい写真が撮れません。
仕方なしに、車に戻ろうとしたところ、道路脇に「右あき者(は)道」の道標(みちしるべ)があるのに気づきました。ここから、秋葉山まではまだまだ遠い距離。秋葉山へと向かう旅人は、どんな気持ちで、この道標を眺めたのでしょうか?そして、一体ここから何日かけて、秋葉山を詣でることができたのでしょうか?
さて、ここは一体どこなのでしょうか?道路上にあったマンホールの蓋で確認してみたところ、ここは下伊那郡松川町。デザインは、リンゴとナシと「町の木」のマツ。いかにも南信州らしいデザイン。それにしても、こんなところで、秋葉山への道標と出会うとは思ってもいませんでした。
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