2023年、花吹雪舞う北遠へ⑪―ジロボウエンゴサクとキンキエンゴサク
佐久間のあちらこちらで見られた、小さな鯉のぼり。全部ピンク色の鯉のぼりのジロボウエンゴサクです。
ところが、ジロボウエンゴサクよりもちょっと青っぽくて、ヤマエンゴサクに似た花も咲いているところがありました。花の下にある苞と呼ばれる葉の切れ込みの数が違いますので、この花はキンキエンゴサク。
名前には「近畿」と付けられてはいても、北遠の佐久間にも咲いています。自然界には、地方域・行政区の境などありません。
今、植物の世界では国際化が盛んになっています。それにより、争いも起きてはいるようですが、やがては一つの世界になるはず。固有種、希少種ばかりが取り上げられるのには、無理があると感じています。
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