阿多古川沿いに残る道標⑱―「左 字丸山 不動院」
阿多古川を挟み、道の駅「くんま水車の里」の対岸に祀られているのは、以前「
梅雨の晴れ間のくんま水車の里②」で紹介した字丸(あざまる)不動院。入口には鳥居が建てられ、不動明王と弘法大使とを祀る神仏習合の雰囲気が残る字丸不動院の入口に建てられている石碑に、「左 字丸山 不動院」の他、「二丁余」の文字も刻まれているのに気づきました。
これは道標ではなく、不動院の入口を示すものとばかり思っていたのですが、「二丁余」の文字が刻まれているところを見ると、もしかしたら、以前はもう少し南、市場橋の近くに建てられていたものかも知れません。
・・・だとすれば、これも「阿多古川沿いに残る道標」の1つとして、紹介させていただくものと考えました。裏面には「大正八年 七月建○」と刻まれている文字が見られました。
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