秋を感じに、葦毛湿原を歩く⑥―ミミカキグサとホザキノミミカキグサ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2022年09月05日 04:55

 葦毛(いもう)湿原の木道は前を向いて歩くだけではダメ。前を向いたり横を向いたり、時には木道の脇に目を配り、場合によっては跪くことも必要です。そうでもしないと気づけない、ミミカキグサ(右の写真)やホザキノミミカキグサ(左下の写真)の花。気づいたら撮影したのですが、私のカメラでは・・・

 ミミカキグサは小さな黄色い花。環境省カテゴリで32都府県、紫色のホザキミミカキグサは33都道府県でどちらも「絶滅危惧種」に指定されています。

 自生植物や野生生物を守るには、人の手で栽培や繫殖を手助けするだけではダメ。あくまでも、自然環境を改善し保護することが必要なんです。

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