北遠の秘境・夏焼集落を訪ねる②―三信鉄道トンネル遺構
天竜川右岸の道路、愛知県道1号を走る途中で気づいた風景。それは対岸に見えたトンネル跡です。
これはおそらく、佐久間ダム建設によって路線付け替えを余儀なくされた飯田線の古いトンネル。もっと言えば、アイヌの測量士・川村カネト(カ子ト)らが命がけで測量・敷設した旧三信鉄道の遺構。そんなトンネル遺構が水位が下がった佐久間湖の上に、顔を出していたのです。
確認できたのは3ヶ所。トンネル、またトンネルと、トンネルが続くかつての風景を、ほんの一部だけですが、見ることができました。
今回の「北遠の秘境・夏焼集落を訪ねる」のもう1つの目的が、トンネル遺構の確認。早々とその目的を達成することができました。
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