春野中1年生と秋葉山に登る⑰―切り火でお浄め
新型コロナウイルスによる感染拡大を怖れ、手を洗い清めるための柄杓や水が抜かれたままの手水舎には、「火打石の切り火で心身をお清めしましょう。」の看板が建てられていました。
つまり、手洗い、うがいで浄める代わりに、火の神を祀る秋葉神社らしく火打石の切り火で、手や口でなく、心を浄めていただこうという工夫。
片手に火打石、反対の手で火打鎌を持ち、カチカチと叩くように擦り付ければ、チカチカと火花が飛びます。春野中1年生たちは全員が切り火でのお浄めを済ませ、さあ、お弁当の前に宝物殿を訪れ、ご神宝を見せていただくことにしましょう。
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