春野中1年生と秋葉山に登る⑤―速い、速い
先に行くグループには赤い九里橋のところでちょっと待っていてもらったのですが、そこから先、石畳の坂道を登り始めた時には、歩くスピードの差がもっと現れ、先頭と2番目のグループは速い、速い。私の足ではとても追いつけません。
でも、私の後ろには1グループいましたので、私はどっちに付いたらいいのでしょう?
特に、体力的に劣る人、体調が優れない人もいましたので、その人たちにも気を配らなければなりません。これを、1人でガイドするのは大変なこと。いや、大変と言うよりも、無理なことと言うべきかも知れません。
その時の助けとなってくれたのは、AKG(秋葉観光ガイド)の仲間の仙ちゃん。しっかりと最後尾に付いて歩いてくれています。後ろの人に「もっと、速く歩いて」ではなく、その人のペースでフォローするのは大事なこと。
途中の解説よりも何よりも、標高866メートルの秋葉山の山頂に、無事に全員が辿り着けるように案内するのが、私たちAKG(秋葉観光ガイド)の役割なのです。
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