葛の香漂う天竜川河川敷の自然③―ツバメシジミ
ミヤマシジミに似た蝶はツバメシジミ。吸蜜に訪れていたのはメドハギの花。ツバメシジミの食草はマメ科全般ですから、マメ科のコマツナギだけを食草にしているミヤマシジミより、生息にはずっと有利です。
別のツバメシジミが蜜を吸いに訪れていたのは、ムラサキツメクサの花。同じマメ科ではありますが、ヨーロッパ、西アジアおよび北西アフリカ原産の外来種。
好き嫌いを言わずに蜜を吸うツバメシジミは、ミヤマシジミより少し小さく、後翅のツバメの尾羽に例えられる尾状突起があるので、すぐに見分けがつきます。
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