富幕山から幡教寺跡へ⑫―イチヤクソウとフイリフモトスミレ
以前は、イチヤクソウもウメガサソウもイチヤクソウ科に分類されていましたが、現在はともにツツジ科。イチヤクソウを漢字で書くと「一薬草」。古くから薬草として利用されて来たのが「一薬草」と名付けられた理由です。
イチヤクソウを探すには、白い葉脈の葉が目印。比較的暗い日陰で生育していることが多いのですが、特徴的な葉脈を探せば、イチヤクソウは見つけられるはずです。
同じように白い葉脈が目立っていたのはフイリフモトスミレ。花はもう終わっていましたが、この斑入りの葉を見逃すなんてあり得ません。それにしても、富幕山(とんまくやま)はフイリフモトスミレが多いのでビックリ。花の時季よりも目立っていたかも・・・?
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