「春の彼岸」の秋葉山に登る③―カテンソウとハナニラ
九里橋の手前でちょっとだけ脇道へ。そこで咲いていたのはカテンソウ。咲いていたと言っても、小さな小さな白い花ですから、目立っていたわけではありません。
その点、同じ白い花とは言え、ハナニラは見逃しようがありません。ハナニラは南米アルゼンチン原産の外来種。日本には園芸用として入って来た球根植物なのですが、球根植物がどうやって花壇から逃げ出せたのでしょう?
実は、ハナニラは球根だけでなく、種子でも増えることが確認されたのです。つまり、球根と種子との二刀流。私たちが子供だった頃に見慣れた里山の風景は、今やすっかり変わってしまいました。
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